14年間

日本に初めて来たから今日は14年になりました。
特別な記念日ではないけどどんな14年だったか、やっぱり少し考えてしまう。

一言いうと“寂しかった”。思ったより。子供から単独のタイプだったから、今でも“寂しい”という気持ちが特に怖くないし、非常に辛いと思わない。それでも時々分かってくれる人と会いたいし、話したい。
今だと回りの人たちと生活に必要な話しかしない。何時に帰るとか、今日の夕飯どこで食べるとか、新しいテーブルを何色にするとか。。。これ以上なかなか通じない。“存在論”の話ほどもう期待しないけど、今幸せか?何のために生きるか?幸せはどんなことか?このような話でも無理っぽい。
実はもっと簡単な話、例えばどんなものが美味しいか、どんなものがあんまり美味しくないかでもなかなか通じない。テレビで美味しいと言ったから美味しいわけ。美味しくないものとどこで違うの?、聞くと、相手を困らせるだけ。

違うことを書こうと思ったが、やっぱり食事の話になってしまった。本当に日本にいるのは長すぎ。食べ物のことしか考えられなくなった。存在論形而上学がすきだったのに。。。