とりあえずがっかり

久しぶりに日本語の本を読むことにした。昔もっと読んでたが最近英語の本ばかりにに成ってしまった。
しかし“国家の品格”の話を聞いたときに読みたくなりました。藤原さん言ってることがよく分かると思ったから。
グローバル化の悪さ、国際化と名付けたアメリカ化。自分のプライドを失った日本人。日本に来たときに実はこのことをちょっとショックだった。古くて素晴らしい文化を持っている日本人はなぜ文化がないアメリカにそんな尊敬するかなと今でも理解できない。言葉も、なぜそこまで英語が大事にするかなとちょっと理解できない。もちろん英語は世界的に一番知れれている言葉だし、英語が通じると便利ですが、英語が分かるか分からないによって人生の価値が変わるわけじゃない。日常の会話の中でちょっとぐらい外国語入れるとcoolですが、ご飯の変わりにライスとお茶の変わりにティーというのは“やめて!!!”と叫びたい、日本人じゃなくても。日本人じゃないから?
このような気持ちをもって“国家の品格”を読み始めたが、最初の一章を読んだら大がっかりだった。日本人のプライド、日本の文化の価値ではなくて白人の悪口ばかりでした。しかも、本当のことではなくて、歴史ぜんぜんわからないの素人の文句だけという感じ。
俺はヨーロッパで生まれ育った白人です。生まれてから28年もずっとヨーロッパで住んでた。ヨーロッパのことをちょっと分かるし、白人の気持ちも何とかわかると思います。こんな俺は“ヨーロッパの文化”を考えるときにイギリスやアメリカの文化と考えたことがない。ヨーロッパの文化といえばまずギリシャ、ローマ。最近はフランス、ドイツ、ロシャを始めて、諸国のそれぞれの文化ですよ。この中でもちろんイギリスもありますが、ヨーロッパに付いている小さな島で、あんまりヨーロッパに影響を与えてないし、受けてない。しかもイギリス人は、今でもUKとContinentと分けるよ。日本とアジャの関係に似てないか?
俺の母国はヨーロッパの真中にありますが、日本と違って植民地を持ったことがない。逆に植民地にされたことがあります。日本と違って戦争が起こしたことがない。戦争のときに人口の6分の1がなくなりました。ユダヤ人よりずっと多いよ。こんな俺は日本人に白人が悪いと言われるとやっぱり腹が立つ。
まあ、これは第一章だったが、まだ読み続ける。これから白人の悪口ではなくて、日本人の価値のところに入ると期待してるから。
前書きを読んだときに藤原さんは日本の文化の巨人だと思ったが、とりあえずコンプレックスだらけの小人しか見えない。