郷に入って

通勤電車は雨に弱い。線路がちょっとでも濡れてるとすぐ送れたり、低速運転したり、運転見合わせしたりします。今朝もそうだった。たいした雨じゃないにもかかわらず、電車が10分ぐらい遅れてた。10分は長くないですが、これだけ遅れると人が2倍ぐらい乗って、すごく込んでいます。蒸し暑いのでこんな大勢の人の中で汗をかいて、ちょっと気持ち悪い。会社にも時間どおりに間に合わない。そのことに誰もうるさくないけど自分で遅れるのは好きじゃない。
こんな電車は駅の前に止まった、ちょうど会社の前に。駅からだと10分ぐらい歩けるが、止まったところがビルの入り口前でした。オフィス街ので電車を乗った人の中で同じ状態の人が多かったと思う。ここで文化の違いがよく感じた。申し母国でこんな状態になったら絶対電車のドア開けて、降りたい人が降りた。日本人は多分そんなことが考えられない。
どっちがいいのかな?確かにそのときドア開けたら、電車もっと遅れたし、次の電車もだんだん遅れてしまった。だが、降りた人たちの気分が一日よかったと思う。ビルの前に降りて、雨に濡れなくて、ラッキー!

全体的に考えると日本のやり方のほうが合理的だ。間違いない。だが、電車の乗客の顔を見ると母国で明るい顔がずっと多い。仕事や通勤のストレスの為に自殺する人もいないよ。もしかして、人間って合理的なやり方に苦手?全体主義より自由主義のほうが人生に近い?

今朝を何をしたか?我慢して、電車が駅を着くまで待って、雨の中で10分歩きました。いらいらしながら。郷に入っては郷に従え。